怪我をして学んだこと
7月の初め、尾てい骨を骨折(ヒビ)しました。
完全にわたしの不注意が原因なのですが、
約1ヶ月、トレーニングはもちろん、私生活も不自由になり、いろいろと考える期間になりました。
もともと、怪我をしたとき、わたしは歩いているのか、止まっているのか、寝ているのか、起きているのか?という健康状態だったような気がします。
ただ、動いていないと、すべてが後退してしまうような気がして、怖くて休めないという精神状態でした。
まさに、勢いだけで生きていたような時でした。
幼かったですね。
わたしは音楽を聴くのが何より好きなのですが、聴いている音楽もすべてアップテンポで、ビートたっぷりのものばかり。歌詞も、上へ上へ、頑張れ、もっともっと、というような歌ばかりだったんじゃないかな。
でも、それも楽しかったんですね。今だから言えることだけど、何かを獲得しようとして頑張っている自分が好きでした。
好きだったけれど、大切にはできていなかったんですね。
「休みたい」と思っても、絶対に自分を休ませませんでした。だって休ませたら、前に進めなくなってしまうと思っていたから。そこで進歩が止まってしまうと思っていたんです。
今思うと、「寝かす」時期って絶対に必要なんですが。そして、「休ませる」時期も。
自己管理ができないのは、未熟な証です。
前に進むだけが人生ではありません。そしてそれは逃げではありません。
今回はいい学びとなりました。
わたしの体験が誰かの役に立てればいいのですが。
また、コントーションがんばります。